こんにちは、Web制作をたまにすることもあるリオ(@Rio_reach)です。
この記事では、とにかく、無料でホームページを作成したい方に向けて、無料で使うことができるホームページ作成ツールの
- WordPress
- Wix
- Jimdo
- Ameba Ownd
- ペライチ
の5つのツールの機能をまとめて比較し、それぞれのツールでできることやできないこと、実際に使った感想を紹介します。
ホームページを作りたい際に、まずやらなくてはならないこと。
それは、どのツールでホームページを作るのか?です。
とはいえ、最近では、たくさんのホームページ作成ツールがあるため、初心者の方はどのツールが一番自分に合っているのか判断するのが難しいですよね。
このページでは、ツールの機能を分かりやすく一覧化しました。
これから、ホームページを作ってみたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
本ページは、2020年10月の情報をもとに作成しております。
ずばり結論!ITに苦手意識がある初心者はペライチが一番おすすめ
すべてのホームページ作成ツールを使ってみた結果、まず結論から書きますと、本気で初心者におすすめするツールの順位は
- 1位:ペライチ
- 2位:Ameba Ownd
- 同率3位:Jimdo・Wix
です。
最も簡単にホームページを作成できるツールはペライチです。
ペライチにはホームページに必要な機能が厳選されており、複雑な選択肢がありません。
選択肢が少ないのは自由度が低いのでは…?と思うかもしれませんが、選択肢が多いと、逆に初心者は悩みがちになるので、厳選されているくらいがちょうどいいです。
また、ペライチは日本の会社ですので、日本人にあったホームページのテンプレートになっているのも魅力です。
しかし、ITに苦手意識を持っている初心者の場合は、ペライチですら難しさを感じ、途中で投げ出したくなると思います。
その証拠にペライチにはプロ代行サービスもあります。
とはいえ、5つのツールの中ではペライチはダントツに使いやすいツールですので、ITが苦手な場合はまず、ペライチを選んでおけばまず間違いないです。
なお、ペライチにはブログ機能がありません。
また、問い合わせフォームは有料となるので、その点は注意です。
ホームページ作成ツール5つの特徴一覧表
まずは、シンプルにホームページ作成ツールつの特徴をまとめました。
ツール おすすめ度 |
特徴 |
---|---|
ペライチ
|
日本人になじむテンプレートが多い。 管理画面が一番わかりやすい。 テンプレートを用途や目的から選ぶことができ、わかりやすい。 ブログ機能がない点は注意 |
余計な機能がなく、シンプルでわかりやすい。
Ameba Ownd
|
独自ドメイン設定が無料。 管理画面がまあまあわかりやすい。 アメブロに連携できる機能がある(連携できるデザインを選ぶ必要がある)。 問合せフォーム機能がないため、外部サービスを使う必要がある。 |
テンプレート数100種類以上(ブログを活用したテンプレートが多め)。
Jimdo
|
質問に答えるだけで、自動でテンプレートを選択してくれる機能がある。 Wixよりも機能は少なめだが、その分わかりやすい。 複雑なことをしようとすると、他のオープンソースツールとの連携が必要になり、ややこしい。 |
テンプレートの数は40種類
Wix
|
質問に答えるだけで、ある程度のテンプレートを作ってくれる機能あり。 チャット機能や会員限定サイト機能など、他のサイトにはない豊富な機能がそろっている。 いろいろ選択肢があるため、複雑であり、上級者向け。 |
テンプレートの種類は500種類以上とかなり豊富。
WordPress
|
ブログのSEOに強く、検索エンジン経由で集客するのであればWordPress一択。 レンタルサーバーから自分で準備する必要がある。 直感的に操作できないため、操作に慣れが必要。 マニュアルやサポートがないため、トラブル発生時は自力でなんとかするしかなく、検索しながら解決してく力が必要 |
プラグインによる機能追加ができたり、内部のプログラミングコードを自分で変えることができたりと、自由度が最も高い。
\ペライチはこちらから/
ホームページ作成ツール5つの機能詳細比較表
ホームページ作成ツールによっては、ブログや問合せページといった機能を作ることができなかったり、有料になってしまうこともあります。
以下にホームページを作るときの主な機能をまとめました。
表の各項目の内容は以下のとおりです。
- 編集画面の使いやすさ:直感的に編集できるか、使ってみた感触で独自に判断
- ブログ機能:ブログを書く機能
- フォーム機能:お問い合わせフォームといったようなユーザーが入力するフォーム機能
- ファイルダウンロード機能:PDFなどをダウンロードできる機能
- 多機能性:チャット機能や会員限定サイト構築といった機能の豊富さや、カスタマイズできるかなどを元に独自に判断
- CSSカスタマイズ:htmlの装飾に使うCSSを独自にカスタマイズできる機能
- 独自ドメイン:ブログサービスなどのURLではなく、独自に取得したURLをホームページに設定できる機能。
- メールアドレス:独自ドメインのメールアドレスにてメールを送受信できる機能
ツール | 編集画面の 使いやすさ |
ブログ 機能 |
フォーム 機能 |
ファイル ダウンロード 機能 |
多機能性 | CSS カスタマイズ |
独自 ドメイン |
メール アドレス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ペライチ | ◎ | なし | オプション 月額500円〜 |
オプション 月額500円〜 |
× | レギュラープラン 月額1980円〜 |
ライトプラン 月額980円〜 |
なし |
Ameba Ownd |
△ | 無料 | なし 外部サービスで実装可 |
なし | △ | あり | 無料 ※1 | なし |
Jimdo | △ | 無料 | 無料 | 無料 | △ | あり | Proプラン 月額965円〜 |
Proプラン 月額965円〜 |
Wix | △ | 無料 | 無料 | 無料 | ◎ | なし | 月額500円〜 | 月額500円〜 |
Word Press |
× | 無料 | 無料 | 無料 | ◎ | あり | 無料 ※1 | レンタル サーバー機能で 使用可能 |
※1 独自ドメイン自体はお名前.comといったドメインサービスで取得する必要があります。価格は無料から数万円までさまざまで、取得しようとするドメインにより異なります。
独自ドメイン設定無料&アメブロ連携させるならAmeba Ownd
一番のおすすめはペライチですが、独自ドメイン設定が無料で、アメブロとも連携できるAmeba Owndも魅力です。
無料で独自ドメインを設定できるのはAmeba Owndだけ
5つのツールのうち、無料で独自ドメインを設定できるのはAmeba Owndだけです。
なお、独自ドメイン自体はお名前.comといったドメインサービスで取得する必要があり、価格は無料から数万円までさまざまで、取得しようとするドメインにより異なります。
費用を抑えつつ、独自ドメインのサイトを運営したい場合は、Amabe Owndが唯一の選択肢となります。
Ameba Owndはアメブロにも連携可能
さらに、Ameba Owndはアメブロと連携することができ、Ameba Owndで書いたブログをアメブロにも同時投稿することができます。
参考外部リンク:Ameba Ownd アメブロとの連携を確認してみた。
Ameba Owndにてアメブロと連携できるテーマを選ぶ必要があります。
アメブロと連携することで、アメブロを利用しているユーザーにブログをきっかけにホームページに興味を持ってもらえる可能性が高まります。
Ameba Owndでは、テンプレート選択に注意
ただし、Ameba Owndでは最初のテンプレート選びは慎重に行いましょう。
テンプレートを選ぶ際に「デザインは後からでも変更できます」と書いてありますが、実はすべてのデザインに変更できるわけではありません。
具体的に書くと、最初のテンプレート選択時点で、ホームページのデザインは41種類ありますが(2020年10月現在)、編集画面でデザインを変更しようとすると、20種類しかありませんでした。
AmebaOwndで、作成後に変更できるテンプレートは以下の通りです。
MALIA/LS/NOBLESSE/AYA/VANILLA/TYPTM/CELL/BELLE/SPUNE/MAGGIE/JUSTIN/PJ/WINKEL/BILL/NATALIE/CDG/SUGAR/JEPHOTO/NEMI/HINATA
この20種類の中でやりくりできるならOKですが、それ以外のデザインに変更したい!と思ったら、サイトの作成からやり直す必要があります。
ただ、アメブロ連携機能と、独自ドメイン設定無料はその欠点を補うことができるメリットです。
すでにアメブロを開設している方は、Ameba Owndかなりおすすめです。
問い合わせフォームが必要なら、JimdoかWix
問い合わせフォームが必要であれば、パーツとして簡単に組み込むことができるJimdoかWixを使いましょう。
JimdoとWixの選び方としては、
かなと思います。
JimdoとWix、ホームページの編集のしやすさは大差ないです。
そのため、チャット機能と会員限定機能が不要である場合は、機能が少ないJimdoが使いやすいです。
ブログで集客したいならWordPress
初心者だと大変だとは思いますが、「ブログ」で読者を集めたい、集客したい人はWordPressがおすすめです。
理由は、WordPressにはブログに必要なパーツがそろっているテーマが多く、結果として検索結果の上位にきやすいからです。
例えば、このブログはWordPressの有料テーマJINで書いていますが、
- 吹き出し機能
- ボックス機能
- 文字の装飾機能
など、ブログの執筆機能が豊富で、読者に伝わりやすいブログを書くことができます。
もし、あなたがInstagramやアメブロで集客をするのであれば、ブログ、つまり検索エンジンで読者を集める必要はありません。
しかし、検索エンジンで集客したいのであれば、WordPressでのサイト開設に挑戦してみましょう。
なお、WordPressでサイトを作る場合、少なくともレンタルサーバーが必要になります。
レンタルサーバーもピンキリなのですが、個人的にはロリポップがおすすめです。
大物ブロガーさんは「ConoHa WING」や「エックスサーバー」をおすすめしていますが、月額1000円以上かかるので、正直コストがかかりすぎます。
大規模サイトを運営したり、ブログアフェリエイトをバリバリやって稼ぎたいのであれば「ConoHa WING」や「エックスサーバー」にするのが良いと思うのですが、正直、ブログの運営に最初から力を入れることができる初心者の方はほとんどいません。
その反面、ロリポップは月額250円から使うことができます。
最近では、レンタルサーバーの変更も難しくありません。
なぜなら、移転ツールを各社準備しているからです。
そのため、コストのかからないレンタルサーバーからスタートする方が絶対に良いです。
ロリポップはGMOグループの企業であり、歴史もあるので安心ですよ。
月額250円も惜しい、とにかく無料でWordPressを使いたい場合は、スターサーバーの無料プラン「フリー PHP+MySQL」で試してみましょう。
保存容量は2GBとレンタルサーバー同士で比較すると少なめですが、WordPressの機能を十分試すことができます。
そのままWordPressを扱えそうであれば、有料プランにそのまま切り替えれば、保存容量をあげることができますので、WordPressをまずは試したい場合は、スターサーバーが良いかなと思います。
無料でホームページを作るためのツールの選び方 まとめ
この記事では、無料でホームページを作成したい方に向けて、初心者におすすめのツールを紹介していきました。
- ペライチ:ブログ不要/とにかく分かりやすいツールがいい
- Ameba Ownd:アメブロと連携したい/独自ドメインを無料で使いたい
- Jimdo:フォームを無料で使いたい/CSSをカスタマイズしたい
- Wix:フォームを無料で使いたい/チャット機能や会員限定機能が必要
- WordPress:ブログで読者を集めたい、集客したい/トラブルを自力で解決する覚悟がある
ここまで読んでも悩んでいるあなたは、ひとまずペライチを触ってみましょう。
ホームページは、無料でも良いからあった方が良いことは間違いないですし、ペライチが一番使いやすいツールであることは間違いないですよ!