こんにちは、初心者ブロガーサークル運営中のリオ(@Rio_reach)です。
※本ブログ記事は初心者ブロガーサークルのオンライン勉強会で使用する都合上、記事が書きかけの状態で公開しています。
ブログを始めてみたはいいものの、何をどうやったらアクセスを伸ばせるのか悩んでいませんか?
「SEO対策」と呼ばれるものをやれば良いとはいうものの、SEO対策って難しそうだし、聞く人聞く人、やった方がいいこと、やらなくていいことの意見が違ったりします。
そこで、この記事では、多くの初心者ブロガーに接してきた私が、人の意見に惑わされないためのSEOの本質をまとめていきます。
この記事を読めば、
- SEO対策のイメージが湧き、
- 超初心者ブロガーがやるべきSEO対策がわかり、
- 2020年現在、知っておくべき「EAT」「YMYL」がわかり、
- 正しい情報をどこで取得するべきか
わかります。
もう他の人の意見に惑わされたくない方は、ぜひこのまま記事を読んでみてくださいね。
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そもそもSEO対策ってなんなの?【ジュースで例える】
みかんジュースで例えるなら、ジュース本体が記事、ラベルがSEO対策です。
例えば、ここに、2本のみかんジュースがあったとします。
※上図は小さな会社のWordPressサイト制作・運営ガイドに記載されている図を一部改変
あなたならどちらを購入しますか?
ラベルが貼ってあるジュースを選ぶ、という人が大半だと思います。
なぜなら、ラベルを貼っていないジュースには、
どんなジュースなのか情報が書いていなくてわからず、
怖くて購入できないからです。
コンテンツ(みかんジュース)の内容がまったく同じでも、
ラベルが貼っていないジュースは購入されないのです。
かなりざっくりというと、このラベルにあたるものが、SEO対策です。
Webの世界の神様はGoogleである
まず、Webの世界では「検索エンジンを作っているGoogleが神様」ということを認識しましょう。
Webの世界は、リアルの世界のように、店頭にジュースを並べてあるわけではありません。
あなたの記事を読んでくれるであろう読者は、Googleの検索エンジンを使って記事を探しにきます。
あなたもWebで何か検索した経験はあると思います。
その時、検索結果がズラ〜っと並びますよね。
先ほどのみかんジュースの例で、
みかんジュースのラベルにあたるもの=SEO対策
と書きました。
実は、Webの世界では、「ラベルの書き方ガイド」をGoogleが発信しています。
なので多くのブロガーは、「ラベルの書き方ガイド」をしっかりと守って、適切に検索結果に表示されることを目指さなくてはならないのです。
「Googleではなくて、Yahooで検索しています」
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は2010年の12月からYahooもGoogleの検索エンジンを使っています。
つまり、Googleがルールを作っている神様という認識は変わりません。
Googleの「検索順位を決めるためのルール」はどこに書いてあるの?
※検索順位を決めるためのルール」は簡単なものではないので、要点だけ知りたい方はこの段落は飛ばしてください。
この「検索順位を決めるためのルール」は2020年現在は以下の文書としてGoogleより発表されています。
168ページにもわたる長文です。
General Guidelines December 5, 2019
日本語で見たいという方は、電通デジタルのサイトにて、和訳した文書を見ることができますので、そちらをチェックしてみると良いかなと思います。
また、他にもGoolgeはWebサイト運営者に対して、SEOの参考になる文書を出してくれています。
「検索順位を決めるためのルール」が決まっているのに、SEO情報が錯綜する理由
ここで気になるのは、「検索順位を決めるためのルール」が決まっているのに、SEO情報が錯綜する理由ではないでしょうか?
この理由は2つです。
- ルールの解釈が情報の受け取り手により異なる
- ルール(検索アルゴリズム)が定期的にアップデートされる
少し詳しく解説します。
ルールの解釈が情報の受け取り手により異なる
前項でお伝えしたGeneral Guidelines December 5, 2019を見ればわかるのですが、Googleが発表しているのはあくまでも大方針です。
大方針であるため、情報の受け取り手により、解釈は分かれます。
また、全ての人が168ページにもわたる英語の文章を読み込んでいるわけでもありません。
さらに細かいことを言うと、「ルール」は発表されているものの、それを実際にプログラムに落とし込んだ「検索アルゴリズム」のソースコードは非公開です。
つまり、具体的にどうプログラミングされているかはわからないのです。
そのため、情報が錯綜しやすいのです。
ルール(検索アルゴリズム)が定期的にアップデートされる
さらに加えて、Googleの「検索順位を決めるためのルール」は定期的にアップデートされます。
Googleの品質評価ガイドラインでは、
最も重要なのは、コンテンツが「ユーザーの需要に合った質・量の情報を、最低限の手間で提供できるか」
※General Guidelines December 5, 2019を和訳して引用
と書かれています。
ざっくり言うと、Googleは「読者に最適な質と量の情報を提示すること」を重要視している、と言った感じですね。
この方針をもとに、世の中の流れ(技術革新や世界で発生したできごと)に合わせて、Googleの「検索順位を決めるためのルール」は定期的にアップデートされます。
すると、1年前はSEO対策として有効だった策が、Googleのアップデート後には効果が薄いものになってしまうことがよく起こります。
情報を提供する人によっては、一昔前のSEO対策の情報を発信しているなんてこともあるので、情報が錯綜しやすいのです。
情報が錯綜する中でも変わらないSEOの大原則
実は初心者ブロガーが知っておくべき、基本のSEO対策はそう多くはありません。
Googleは細かいアップデートは行っていますが、変わっていない部分も多いのです。
超基本、かつ、2020年現在、効果が高い順にSEO対策として実施すべき項目は以下の通りです。
- 被リンク
- タイトル(見出し1・h1)
- 見出し(見出し2・h2)
- まとめ記事
- 内部リンク
- ページ表示速度
- パーマリンク設定
- メタディスクリプション(meta description)
- 適度な発リンク
- 正しくhtmlコーディングしていること
順に詳しく見ていきます。
被リンク
一番効果が高いSEO対策は、ずばり被リンクです。
被リンクとは
他のサイトから自分のサイトにリンクされること
なぜ、被リンクの効果が高いかと言うと、
とGoogleが認識するからです。
あっちこっちにサイトを作って、被リンクしまくるぞ!
となりがちなのですが…注意点があります。
実は、被リンクは質より量が大切です。
Googleの検索アルゴリズムにおいて評価が高いサイトのことを俗に「ドメインパワーが高い」と言ったりするのですが、ドメインパワーが低いサイトから被リンクを受けてもあまり効果はないのです。
言い方が悪くて申し訳ないのですが、
100本のゴミリンクより、1本の神リンク
引用:SEO対策の動画講義【SEO歴6年のノウハウを完全公開】
と、発信だけで年間2億くらい稼ぐ神ブロガーのマナブさんも言っています。
Googleは、
良いコンテンツは自然に被リンクが増える。
という認識をしています。
つまり、被リンクがもらえるくらい良いコンテンツを作るのが正攻法となるのです。
とはいえ、被リンクをもらうための戦略的な方法がないわけではありません。
被リンク獲得戦略はWeb職TVのなかじさんがYouTubeで解説してくれているので、
知りたい方はぜひ見てみてください。
タイトル(見出し1・h1)
キーワードが2語含まれているか?
※最近では明確にキーワードを指定しなくても大丈夫にはなってきているけれども、初心者は意識した方が良い。
見出し(見出し2・h2)
キーワードが1語含まれているか?
まとめ記事
Googleはまとめ記事が好き。
読者の利便性も高くなるので、まとめ記事はぜひ書こう。
内部リンク
理由
・読者のサイト滞在時間が延びる
・Googleの検索エンジンのロボットが内部リンクをたどるので、関連するページの理解がされやすくなる
・アンカーテキスト(リンクの文字列)をGoogleが参考にしている
※関連性の低い内部リンクは貼らない。クリックされなければあまり意味はない。
ページ表示速度
5秒以内に開くか?
対策:サイズの大きい画像を使わない。キャッシュプラグインを利用する。プラグインを使用する。
参考:JINで推奨されているプラグイン
https://jin-theme.com/manual/plugin/
パーマリンク設定
内容が伝わりやすい英語にする。
メタディスクリプション(meta description)
適度な発リンク
理由:
- 読者の利便性向上になるから
- サイトの信頼性の担保になるから
※ただし、離脱されないように外部リンクは「新しいタブで開く(target=_blank)」にチェックを入れること。
正しくhtmlコーディングしていること
見出しを適切に使う
見出しをバラバラに使わない(h2を使わないで、h3から書くなどはNG)。
リストを使う箇所はリストを使う。「・」を使わない。
YMYL、EATを理解しておこう
ここまでで、基本のSEO対策はバッチリです。
しかし、実は2020年現在、Googleは「YMYL」「EAT」を強化しているとされています。
この強化により、個人ブロガーが参入が厳しいジャンルが出てきました。
このルールを知っておかないと、どんなに良いコンテンツを書いても、アクセスが増えません。
次の見出しで、YMYLとEATをわかりやすく解説していきます。
YMYLとは
Your Money, Your Lifeの略。「あなたのお金や人生に影響を与えかねないデリケートな分野」のこと。
以下のジャンルは個人ブログでは狙いにくくなった。
お金(クレジットカード、保険、投資、不動産など)
医療(病気、薬、サプリなど)
政治、災害関連
大学選択、職業選択
この概念はかなり広い概念なので、もしかしたら、私のブログ、YMYLに抵触するのかな…と不安になるブロガーさんもたくさんいらっしゃいます。
書こうとしている記事ネタのキーワードで検索してみて、検索上位に大企業や公共機関しかいない場合は、そのネタはさけた方が無難かなと思います。
EATとは
Expertise:専門性
Authoritativeness:権威性
Trustworthiness:信頼性
→ざっくり言うと、専門家や偉い人、信頼を集めている人が優遇されやすい感じです。
→これらを満たしやすい(大)企業や公共事業のHPが上位にくるようになった。
個人がここで戦うにはどうしたら良いのか?
短期対策:ジャンルを絞る(専門性)
長期対策:
プロフィールでアピール(多少は効果あるとGoogleは言っている)
SNSで自分のサイト名を呟く(サイテーション対策)
他のサイトでも活躍する。
要は、個人ブランド構築
SEO情報をわかりやすく噛み砕いて発信してくれる発信者のリンク
以下の方がSEO業界にて長い経験を積まれており、また、わかりやすく発信してくれるのでおすすめです。
YouTube
ウェブ職TV / なかじ
Twitter
@searchliaison
→Google公式で最速。でも英語なのがつらい。
@suzukik
→海外SEO情報ブログの運営をしている。信頼性は抜群。たまに英語。内容が深すぎてついていけないこともある。
@manabubannai
→情報発信で年間2億稼ぐマナブさん。大体Googleが大きくアップデートするとわかりやすく発信してくれる。日本語使ってくれる。