人間関係

【あなたのままでいい】人間関係に疲れているなら環境を変えてみよう

こんにちは、35歳で絶賛生きる道の迷子になっているリオ(@Rio_reach)です。

学生の時の人間関係って難しいですよね。
2人で話しているときは自分の言いたいことは言えるけど、グループになると言えなくなってしまい、萎縮してしまう。

楽しいはずの友達同士会話が、全然楽しくなくなってしまう。

大学生のリオ
大学生のリオ
このままじゃダメだ。自分を変えたい。
でも変われなくて、苦しい。

そんな時、救いになったのが「ゼミに所属すること」でした。
つまり、環境が変わったことで、自分らしくいられる場所ができたんです。

その経験から、私は私のままで良かった。むしろ、変えるべきは環境の方だった。ということに気がついたんです。

今日は、大学3年生の時に、人間関係に悩んでいた私の経験を書いていきたいと思います。
もし、あなたが人間関係に悩んでいるのであれば、ぜひこのまま記事を読み進めてみてくださいね。

自分を出せずに苦しんだ私の経験


当時、私が大学3年生ころの話です。

ゼミに所属するまでの私は、他人に嫌われることを恐れすぎて、行動することができない人間でした。

「大学なんて、大卒という資格を得るために行くもの」
「遊びながら効率よく単位を取りさえすればよい」
「頑張ることはムダ」

学生時代、私の周囲はそんな風に言う人ばかり。

大学の授業なんてマトモに受けず、みんなでなんとなく集まって悪口を言って盛り上がったり、飲み会してみたり、服を買うためにバイトしてみたりと、日々なんとなく過ごしていました。

でも、本当の私は「学ぶこと」が大好きで、授業をしっかりと受けたかったし、もっといろんな人と出会える場に行きたかったのです。

しかし、「みんなと違うこと」をして、仲間はずれにされるのがとても不安でした。
友達の意見に流されながら毎日を生きていました。

そして、ついに仲良くしていた友人から、

大学生の友人
大学生の友人
リオって自分の意見がないよね。いつも人に流されているよね。

と言われてしまいます。

私の薄っぺらい本質が見抜かれた、と思いました。
友人が、人が、怖くなりました。
うまく笑えなくなりました。

授業の帰り道、5人グループの中で、気がつけば2人と2人がしゃべっていて、私だけポツンと1人で歩いている。

そんな日々が続きました。

大学生のリオ
大学生のリオ
そんな私の姿を、周囲はなんて思っているのだろう?
この人は仲間はずれにされていてかわいそうって思っているのかな?

周囲の人の気持ちなんてわかるはずもないのに、自分で勝手に自分のことを責めました。
そして、こんなに我慢したのに、どうしてこんなにツライ気持ちにならなくちゃいけないんだろうと、泣き出したい気持ちになりました。

ゼミに所属してから自分をさらけ出すことができた


そんな私を救ってくれたのが、大学のゼミでした。

大卒という資格だけが欲しい人にとっては、「ゼミ」というものはわずらわしいものです。

しかし、私にとってはゼミとても刺激的で、魅力的な環境でした。

ゼミには同世代だけではなく、研究に没頭する教授や助教授、8歳ほど歳の離れたドクターコースの先輩、留学生といった多様な年代・国籍の人が所属していました。

価値観も多様で、研究に対して熱い想いを持っている人が多いので、みんな意見をはっきり言います。

自分の意見ではなく、他人の意見を尊重していた私が、
ああ、私も意見をはっきり言っていいんだって、生きていて初めて実感することができました。

「学びが楽しい!」という事を表明しても否定されることがない環境は、私にとってとても心地の良い環境でした。

生まれて初めて、人生で心地よい環境を手に入れた私は、そのまま大学院に進学します。
大多数の人が論文を書くことを嫌がりますが、私は論文を書くことは全く苦にならず、研究をすることも勉強をすることも大好きでした。

自分を肯定してもらえる環境に行くべき


ここまで読んでいただいたあなたは、大なり小なりの人間関係の悩みを抱えているのではないでしょうか?

そんなあなたに、私の経験から言えることは、

あなたのままで良いということです。

ゼミに入る前の私と後の私は、自分が変わったわけではなく、環境が変わっただけです。
それなのに日々楽しい大学生活が送れるようになりました。

あなたにも、

中学校は楽しくなかったけど、高校は楽しかった。
高校は嫌いだけど、部活は好きだった。

といったように、自分を変えていないのに環境が変わっただけで楽しくなったという経験はありませんか?

そう。つまり、あなたのいる環境が悪いのです。
だからあなたは自分を変えようなんて思わなくてよいのです。

とはいえ…実際にどうしたらいいの?


じゃあどうしたらいいのか…って思いますよね?

もしあなたが人間関係で苦しいなら、少しだけその人間関係から離れてみるのがよいと思います。

そして、自分がどうしてツライのか、一度立ち止まってしっかり考えてみる。
次に、価値観が合いそうな人がいそうなコミュニティに少しずつ足を運んでみましょう。

  • 興味のあるサークルに入ってみる(他大学のサークルでもいいですし、社会人サークルでもいいと思います)
  • やってみたかったアルバイトをやってみる
  • 企業のインターンシップをやってみる
  • 就活イベントに行ってみる
  • ゼミに遊びに行ってみる
  • TwitterやYoutubeなどで、情報発信している人を探してみて、自分と似た人が集まりそうなイベントを探す
  • 合コンに行く
  • 尊敬する人の講演会に行ってみる
  • 留学してみる
  • オンラインコミュニティを探してみる

などなど…コレいいな、と感じたことをはじめてみるとよいと思います。

大学生にとって、環境、つまりコミュニティは大学の一択のように思えますが、そんなことはないです。
一つに絞る必要もありません。複数のコミュニティに所属してよいのです。
あなたがあなたらしく楽しく過ごせるコミュニティは必ずあります。

今ならTwitterやYoutubeなどで情報発信している人がたくさんいるので、自分に近い価値観を持つ人の情報を得やすい時代です。

世界は広いですよ。

今の自分の人間関係もゆるく続ける


そして大切なのは、今自分がストレスになっている人間関係からは少しずつ離れるということです。

大学というコミュニティは大学を卒業しても続きます。わざわざ壊す必要はありません。

こっちのグループに所属したから、こっちのグループとは話さない、みたいに決めつける必要はありません。

大学内外のいろんなグループにもゆるく在籍しつつも、「本当に価値観の合う人間なんて、なかなか見つからないのだから、サークルなどいろんなコミュニティに顔を出して、仲良くなりたい人を探してみよっと。ネット上でも探してみよっと。」という心持ちでいるとよいと思います。

自分が前向きになれば周囲の人間も寄ってくる


そんな風にして、自分の気持ちに素直に行動すると、どんどん前向きな自分になれます。
そして、自分の気持ちが元気になると、人も寄ってくるんです。

ストレスになっていた友達との関係すら、好転することもあります。

大丈夫。あなたを認めてくれる人は、必ずいます。